ミラビレを買ったよ
ウチにはいなかったミラビレ。
去年から国内に入ってきてない気配がムンムンで、主要な植物屋などでもごくたまに管理していた一株が出るくらい。さらには泣く子も黙る成長の遅さで、各所で高騰しまくりの稀少植物となってしまいました。
これは手が出ないなと半ば諦めていたのですが、初夢にまで出てきてしまっては、指をくわえているわけにはいきませんということで断腸の思いで購入。でも相場よりは安い気がしますよ。たぶん。。。
最高!っていうほどの株ではないけど十分ミラビレらしさがあってかわいいです。発根は確認しているとのことでした。まだまだ根張りは弱そうですが、葉も元気に展開しているので、じっくり楽しみたいと思います。 時々報告しますね。
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2019年1月8日
Pelargonium mirabile
室温
最高: 24.5℃
最低: 12.5℃
湿度
最高: 35%
最低: 25%
秋から始めるグラキリス発根管理⑦ (2019.1.3)
9月から発根管理している山どりグラキリスの様子第7回目です。これまでの記事一覧はこちら。
管理方法は以前の記事で書いたとおりで特に変更はありません。前回の記事が2018年12月5日。この1ヶ月間で2回灌水しています。イモへの霧吹きは晴れた日はほぼ毎日出勤前の朝行っています。
全くと言っていいほど鉢には触れず、動かしていません。場所を決めたら動かさないという方法は個人的には重要なんじゃないかなと思っています。明確な自信はないのですが、自分だったら瀕死の状態のときに寝ているベッドを動かされたらすごい嫌だなと思うからです。今の所イモはしっかり固く、調子は悪くなさそう。
温室はありませんので、室内での管理です。南向きの窓際特等席で、この寒い気温でも晴れた日中は室温20℃超え、鉢底にヒーターも敷いていますので、土の温度は30℃を超えることもあります。
夜は仕事から帰ったら暖房と加湿器を自分用につけています。室温は20℃行くか行かないかというところですが乾燥するので加湿器は可能な限りパワフルなものが良さそうです。
2018年秋に日本に連れてこられたばかりで、もう良いよってくらい葉を出しますが、容赦なく切っています。
さて、春にはどうなっているのでしょうか。おたのしみに。
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2019年1月3日
Pachypodium rosulatum var. gracilius
室温
最高: 24.8℃
最低: 12.9℃
湿度
最高: 41%
最低: 24%
アロイデンドロン (強そう)
あけましておめでとうございます。相変わらず寒いですね。
元旦に池袋屋上の初売りに行ってきました。お昼すぎに着いたので特にめぼしいものははなかったのですが、20%オフなんて滅多にないのでラモシシマ (ラモシッシマ)を買ってきました。
ディコトマとの違いは、どんどん分頭すること。あと海外のフォーラムなんかを読むと、ディコトマは自生地では数メートルクラスもいますが、ラモシシマの場合、ほとんどの株は60センチ以上にはならないそうです。確かにあまり大木の写真を見たことがありません。
で、アロエの名称なんですが、去年か一昨年あたりに、ディコトマ (dichotoma)やピランシー (pillansii)などの木立タイプの樹木アロエはAloidendron属へ変更されています。また、種小名もdichotomaからdichotomumへ、ramosissimaからramosissimumと変更されています。
さらに、日本ではあまり区別されていないようですが、ラモシシマはディコトマの「変種(var.)」や「亜種(ssp.)」とされています。グラキリスなどと同じ*1で、ついつい「パキポディウム・グラキリス」や「アロエ・ラモシシマ」と簡単に言ってしまいがちですが、プロがそれをやってしまうのは個人的にはあまり良くないかなと思います。植物はとにかく正式な名称で流通するべきで、個人的には和名なんかは撤廃しても良いのではとさえ思っています。
ラモシシマの場合、下にも書いている通り、
Aloidendron dichotomum var. ramosissimum
Aloidendron dichotomum ssp. ramosissimum
が正しいように思います。
※変種と亜種の違いなど、詳しくはディッキア教祖のブログを参照ください。
なぜここまで正式な名称に拘るのかというと、まず私は正式な名称が知りたいからです。正式な名前が知りたいのに、簡易的な名前の札を刺さないでほしいと思っています。ラモシシマはディコトマの変種もしくは亜種であり、別種ではないということは極めて重要です。
つぎに、正式な種名を知れば、その植物をよく分かるからです。例えば、ディコトマを知っている人なら、全然知らなかったラモシシマをお店で見たとき「あ、ディコトマにすごい似てるな、多分仲間だろう」と思いますよね。でもディコトマを見たことも聞いたこともない人が、植物屋さんで「A.ラモシシマ」と書かれた札をみて、ラモシシマの育て方を調べたとしても、やっぱりディコトマよりは情報が少ないと思うんですよ。ちゃんと書いていればディコトマの亜種であることがその場でわかるんです。ラモシシマの育て方はディコトマの育て方を調べる方が遥かに多い情報を得ることができます。
かと言って!通名っていうのは無視できなくて、ディコトマで通っている植物をひとり頑なにディコトマムと呼び続けることは意味もなく、オークションやその他諸々でも非常に不利になります。
このあたりのバランスをみつつも、新しい植物を手にしたときは必ず正式名称を調べることは欠かせません。
今年もよろしくおねがいしますね〜。
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2019年1月2日
Aloidendron dichotomum ssp. ramosissimum
(Aloe ramosissima)
室温
最高: 23.5℃
最低: 12.0℃
湿度
最高: 44%
最低: 32%
*1:gracilliusはrosulatumの変種とされています。正式にはPachypodium rosulatum var. gracilliusと書くのがよい。
冬の植物管理と室内
冬の植物管理部屋の様子です。真冬はすべての植物を室内に取り込んでいます。やっぱり外は寒すぎると思います。私のように温室を用意できないしするつもりもない方は、室内に絶対取り込んでベストを尽くしましょう。なんとか外で冬越えても体力不足で夏バテの可能性が高そうです。そもそも冬に室内に取り込めない方はこういう植物は絶対に手を出すべきではありません。それなりの覚悟を!
私はあくまで趣味なので、室内に取り込めなくなる量を育てるのはやめています。キャパを超えたらその分友達などに譲って帳尻を合わせます。
加温してるときは加湿器と扇風機を回しています。只今23時で室温22.5℃。 日中はよく日が当たるので加温なしでも20℃は超えます。
ちなみに写真で点灯してるライトはすべて普通の暖色ライトです。夜に仕事から帰って、植物を照らしてうっとりしたい自分用です。植物育成ライトは1発のみメタルラックにタイマーで仕込んでいて、日中だけ点灯するようにしています。ちょうどトリステやペアルソニーがあるところ。夜はつけていません。
温度計で確認したらまだ今年は10℃を切ったことがないです。意外と暖かい。デカリーやギラウミニアナなど、どんどん葉を落としていますが、今年の秋に輸入された発根管理中のグラキリスはまだまだどんどん葉を出してきます。(特等席でパネルヒーターの上に座っています。)
ビカクシダが貯水葉ターンを終え、今度は胞子葉ターンに突入してどんどん伸びているのですが、あらぬ方向に...。まあ好きにしてくれ。
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2018年12月26日
室温
最高: 24.2℃
最低: 16.2℃
湿度
最高: 39%
最低: 26%
冬のユーフォルビア
石のごとく鎮座して水もほとんど吸い上げていなかったタイ米オベサが突然花をつけました。この他にもたくさんユーフォルビアはがありますが、水は程度に3週間に一度程度、軽く濡らすようににあげて、気が向いたら葉水も軽く行っています。冬場でもあまり水を切りすぎるのはなんとなく良くない気がしています。(個人的には)
ゴルゴニスは石のごとく逞しく、この夏もほとんど徒長せずにいぶし銀の貫禄を見せてくれました。頑張って冬乗り越えてね〜。
この鉢はあまり長く使いすぎると植え替えのときに割ることになるだろうな、、、。
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2018年12月23日
Euphorbia gorgonis
Euphorbia obesa
室温
最高: 21.7℃
最低: 14.2℃
湿度
最高: 64%
最低: 44%