≈Mad Madagascar≈

東京からお送りする草の記録です

アリ植物の断面

完全に年末進行突入でご無沙汰となってしまいました。いかがおすごしでしょうか。

忙しさにかまけてすこし油断してしまい、成長を楽しんでいたミルメコディア・ベッカリーを最近腐らせてしまいました。匂いもそれほどなく完全には腐っていないようでしたが、フニャっとしてふた回りほど小さくなってしまいました。板と水苔で活着させ、根も順調に展開していただけに非常に残念でした。

もうすこしあれこれ手を尽くそうとも思ったのですが、おそらく完全に腐敗するのを待つだけです。

ならばと申し訳ない気持ちはありつつも、自分の興味のために輪切りにしてみました。自生地ではこの穴に蟻が住み着くんでしょうね。見事です。さすがにこれを「不謹慎だ」と言ってくる人はいないとは思いますが、今の日本の風潮、モラル攻撃には本当にうんざりしています。

やっぱり植物が枯れたり、飼っている金魚が死んだりするのは楽しくはないですが、個人的にはそれほど悲しいとか辛いという気持ちはなく、「次はここを気をつけよう」とか「あそこでアレをしなければ死ななかったのかな」とかそういう気持ちしかありません。もちろん高いお金を払った植物がダメになると痛い、という気持ちはありますが、それを抜きにすると野菜を食べることと一体何が違うんだろうとも思います。

さすがに犬や猫ではそうもいかないと思いますが、「死んでもつらくないレベルのもの」というのが自分が手を出せる生き物の上限かなと思っています。

まーた話がそれちゃった。やっぱり快晴の昼間は20℃超えます。冬型の植物たちは絶好調。

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2018年12月22日
Myrmecodia beccarii

室温
最高: 23.5℃
最低: 12.9℃

湿度
最高: 41%
最低: 32%

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ギラウミニアナへの薬剤散布 続編

カイガラムシの一種と思われる害虫被害に遭い、全体の40%ほどやられていたギラウミニアナ。こすり落とすにはとても多すぎ、トゲのある枝の部分にまで及んでいたので、薬剤散布を行なっていました。

本当は週1回を1ヶ月間で計4回やる予定だったのですが、怠けてしまいこの1ヶ月でまだ3回の散布。しかし状況は良くなっています。

今回はオルトラン水和剤を使っていますが、やはり成虫は殻で守られており薬剤が効きにくいようです。薬剤で幼虫を効率よく駆除していき、1ヶ月を迎えると親は寿命となり一網打尽という寸法です。なので薬剤散布は1ヶ月は続けるべきかと思います。

なにより害虫被害になるべく早く気づいてあげるべきで、やっぱり定期的に株を凝視するというのは連れてきたものとしての使命ですね...。

ところで一気に寒くなりましたね〜。今年はボーナスでちょっといいダウンを奮発しました。

今の所室内の加温は自分がいる数時間のみです。師匠の冬季の電気代は5万円〜ということ。

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2018年12月8日
Euphorbia guillauminiana

室温
最高: 22.1℃
最低: 15.8℃

湿度
最高: 48%
最低: 40%

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ディッキア水やり

大好きなディッキアに久しぶりに水をやりました。3週間ぶりくらいな気が...。室内はそこまで冷え込まないので冬場も月1くらいであげるのがいいかな〜。アガベより断然ディッキア推しです。

アガベとディッキアが喧嘩したらディッキアが勝ちそう。痛い痛い。

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2018年12月7日
Dyckia hybrid (判断できないのでとりあえずhybridとしています。)

室温
最高: 21.4℃
最低: 16.2℃

湿度
最高: 52%
最低: 46%

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秋から始めるグラキリス発根管理⑥ (2018.12.5)

9月から発根管理している山どりグラキリスの様子です。

ちょっと太ってきたかな?とも思いますが気のせいかもしれません。すでに少しは発根している気もしますが、確認したい気持ちをグッとこらえて春まで我慢。切っても切って葉が出てくるので、寝てはいないのでしょう。

下に爬虫類用のヒーターを敷き24時間稼働。晴れた日はイモに霧吹き。灌水は思い出したとき、7〜10日に1度ザバっと。管理部屋は加温したりしなかったりですが、今の所まだ最低15℃を下回った日はありません。加湿に関しても特に管理は行っておらず、ちょっと乾燥気味かなと思ったときだけ加湿器を動かしています。あと自分ののどが痛いときとか。

とにかく腐るのが最も最悪な悲劇なので、水は少なめにしてしょっちゅう株元の匂いを嗅いでいます。少しでも異臭があった場合はもう腐っているので何かしら対策しないと死ぬのを待つだけ。とにかく腐らせないように。

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2018年12月5日
Pachypodium rosulatum var. gracilius

室温
最高: 23.8℃
最低: 20.8℃

湿度
最高: 57%
最低: 44%

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デカリーとプラ鉢

梅雨かよってくらい暖かくジメジメした一日でした。なんか不思議。

先日、いつも使ってるプラ鉢が切れそうだったので、ストックとして各サイズ仕入れるために近くにできた植物屋さんに行ってきました。近くと言っても電車に乗らないといけないのですが。鉢にはほとんど興味がなくなってしまい、最近はもっぱらこれです。ちょっといいプラ鉢。丸いタイプもあります。

 

これまではインターネットで買っていたのですが、運良くこちらの植物屋さんに取り扱いがあったので、最近はこちらで購入しています。

このプラ鉢は底穴が開いておらず、自分で穴を開けなければなりません。(お店のサービスでその場で開けてくれるのですが、いつも購入する数が多く申し訳ないので辞退しています。)

電動ドリルは必須として、先の部分でおすすめのものがあります。 

スターエム 竹用ドリル 9.0mm

スターエム 竹用ドリル 9.0mm

 

回し者ではないですが、こういう竹用のドリルがものすごくきれいに穴を開けることができます。サイズは9.0mmくらいが良いかと思います。本当にきれいに開けられるのでおすすめです。

 

またどうでもいい話をしてしまいましたが...。植物を買うつもりは全く無かったのですが、可愛くてついデカリーを買ってしまいました。発根しているのかさえも聞くのを忘れてしまったのですが、おそらく根挿しなんじゃないかなと思います。来年の春まではこのまま様子見ようと思います。室内の管理ではもう置く場所があまりなく、植物もつい場所を取らない子株ばかりに目が行ってしまいます。でも子株っていいですよね。なにより安いし!

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2018年12月4日
Operculicarya decaryi

室温
最高: 27.1℃ (加温なしで!)
最低: 18.3℃

湿度
最高: 62%
最低: 42%

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