≈Mad Madagascar≈

東京からお送りする草の記録です

アリ植物の断面

完全に年末進行突入でご無沙汰となってしまいました。いかがおすごしでしょうか。

忙しさにかまけてすこし油断してしまい、成長を楽しんでいたミルメコディア・ベッカリーを最近腐らせてしまいました。匂いもそれほどなく完全には腐っていないようでしたが、フニャっとしてふた回りほど小さくなってしまいました。板と水苔で活着させ、根も順調に展開していただけに非常に残念でした。

もうすこしあれこれ手を尽くそうとも思ったのですが、おそらく完全に腐敗するのを待つだけです。

ならばと申し訳ない気持ちはありつつも、自分の興味のために輪切りにしてみました。自生地ではこの穴に蟻が住み着くんでしょうね。見事です。さすがにこれを「不謹慎だ」と言ってくる人はいないとは思いますが、今の日本の風潮、モラル攻撃には本当にうんざりしています。

やっぱり植物が枯れたり、飼っている金魚が死んだりするのは楽しくはないですが、個人的にはそれほど悲しいとか辛いという気持ちはなく、「次はここを気をつけよう」とか「あそこでアレをしなければ死ななかったのかな」とかそういう気持ちしかありません。もちろん高いお金を払った植物がダメになると痛い、という気持ちはありますが、それを抜きにすると野菜を食べることと一体何が違うんだろうとも思います。

さすがに犬や猫ではそうもいかないと思いますが、「死んでもつらくないレベルのもの」というのが自分が手を出せる生き物の上限かなと思っています。

まーた話がそれちゃった。やっぱり快晴の昼間は20℃超えます。冬型の植物たちは絶好調。

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2018年12月22日
Myrmecodia beccarii

室温
最高: 23.5℃
最低: 12.9℃

湿度
最高: 41%
最低: 32%

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